当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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佛教でいう「供養」とは  9月25日

 

世間でよく使われている供養について佛教本来の意味を伝えたいと想います。
供養とは、死者などの霊を慰めることの意味で一般に用いられていますが、もともと『供 養』は、インドの言葉で『プージナー』といい『尊敬する』『崇拝する』と言う意味です。それが仏・法・僧の三宝、つまり仏教教団に対して衣服・食物・薬品・金銭などを捧げ、尊敬すべき対象を養うことになりました。 供養とは、『進供資養』の意味で、いろいろな種類があります。そうして仏教では不殺生の立場から、礼拝の対象へ水・華・香・灯などをお供えることになりました。現在では、仏教本来の意味がずいぶん歪められて使われています。大変残念なことです。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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