当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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「南无阿弥陀佛」と
お念仏を称えましょう
学び

阿弥陀如来さま  9月26日

 

 浄土真宗のご本尊は、阿弥陀如来さまです。
地獄行きしかないこの私を、お念仏ひとつでお浄土にお救い下さる、有り難い仏さまです。
 私たちは一般に、阿弥陀さまといいますと、お仏壇の絵像や、お寺の本堂にご安置している木像を頭にうかべますがどちらも、お立ちになっておられるのが特徴です。それは、迷いの中にある私を救いとろうとされているお姿でもあります。また、「南无阿弥陀佛」の六字の名号も、ご本尊として礼拝(らいはい)しています。  阿弥陀如来さまは、法蔵菩薩であったとき、すべての人びとを平等に救うため四十八の誓い(四十八願)をたて、五劫という天文学的な長い長い時間修行をつまれ、その誓いをことごとく成就し、西方に極楽浄土を建立されて阿弥陀如来になられたと、「仏説無量寿経」というお経に説かれています。 この四十八願のうち、第十八願をもっとも重要な願として、「ご本願」と呼んでいます。
 ここでは、阿弥陀如来さまのお心が私に届いて、阿弥陀如来さまを疑いなく信心させていただくことで、美しいみ仏の国であるお浄土に生まれることができると説かれています。このことを真摯に受け止めさせていただきましょう。
さあ今ここで、お念仏をお称えてしてみませんか。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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