当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
イメージ
順照寺境内庭
学び

中陰とは3  10月11日

 

人が亡くなって、亡くなられた日を含めた七日目を初七日(しょなのか)と呼び、次の日から七日目が二七日(ふたなのか)となり以後三七日(みなのか)、四七日(よなのか)…七七日(なななのか)(四十九日)と続きます。この「七七日」の「七佛事」はインドが起源でインドの思想でもあります。この七佛事に「百カ日」、「一周忌」、「三回忌」を加えたのが中国で「十佛事」として勤められ、それが、そのまま日本に伝わってきました。
そして、この期間、死者は閻魔大王などの十人の裁判官に生前の罪を裁かれる、というのが中国の十王信仰があります。しかし、浄土真宗では、このような受けとめ方をしません。実際、本願寺の第8代目ご門主さま蓮如上人は「念仏の行者は信心をうる時、十王のまえに至るべきあらず」と「御文章=御文」(現在でいうお手紙であり文書伝道)の中で述べられています。
合掌 南无阿弥陀佛
 

このページのトップへ

お問い合わせ・ご相談フォームへ