当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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年忌法要は必ず勤めましょう
学び

年忌法要  10月15日

 

年忌は一般にいう法事のことで、定められた年次に営まれます 。
年忌は「一周忌」から始まります。一周忌は故人が亡くなった翌年の祥月命日に営まれます。つづいて「三回忌」は、一周忌の翌年に行いますから、法事は二年続くことになります。亡くなってから二年ですが「三回忌」と呼びます。それ以降は七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌とつづき百回忌を行うこともあります。
ただし浄土真宗においては、二十三回忌と二十七回忌は営まないで、二十五回忌を営んでいることが多いようです。
三十三回忌まではわかるとしても、五十回忌ともなると、故人を知っている人もほとんどいなくなってしまいます。しかし、考えてみれば五十回忌を営むことができるのはそれほど子孫が長寿である証でもあり、むしろおめでたいことではないでしょうか。また、なによりも法事は、集まったご縁のある方が、佛法を自分のものとして聞くことに意味があります。また、昨今の事件事故等を見ておりますとこの私の身に何が起こってもおかしくない。そんな中で集まった人たちの無事を確認しあえる場であるとも言えます。五十回忌でも、ぜひ勤めていただきたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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