当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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真実の宗教 浄土真宗
学び

宗教とは  10月22日

 

世界にはいろいろな宗教があります。
宗教というものは、一人ひとりの人生に、意味と方向を与えるものです。それだけに間違ったら大変なことになります。道をあやまらせる、間違った教えもたくさんあります。
 浄土真宗の教祖・親鸞聖人は、宗教に真と仮と偽、つまりほんものと、仮(かり)のものと、にせものがあると分類し、まことの宗教は、浄土真宗であるとお示しになりました。
仮の宗教とは、人々を真実へ引き入れるための、教育手段として設定された教えのことです。
 宗教なら、どれも同じところを目指すものだ、という人がありますが、決してそうではありません。人間の欲望を満たすために、お金がもうかるとか、病気を治すとか、この世での利益を得る手段として信仰を説く宗教があります。また、神の正義のためという名のもとに、人間の「いのち」も、しあわせも犠牲にすることを要求するような宗教もあります。これは偽(にせ)の宗教です。
 我欲を助長したり、罰を与えるといって、恐怖におとしいれるようなものは、決して真実の宗教とはいえません。宗教の名のもとに家庭を破壊し、世界を争いに巻き込むことさえあるのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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