当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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真実はひとつ
学び

宗教2  10月23日

 

 親鸞聖人は、我欲を中心とした、閉ざされた心をひらかせ、私たちすべてのものを「佛」にすることのできる、お念佛のみ教えこそ、本当の宗教であるとお示し下さいました。
 「佛」とは、「真実にめざめたもの」という意味の言葉です。私たちがみずからの心の迷いに気づき、我欲を断ち切って、真実の世界に生きるようになることを、佛になるといいます。ただ目の前の欲望を追い求め、自分のことしか考えないせまい心から抜け出して、真実を見る眼をひらくとともに、自分以外の人々の、まことのしあわせを願うようなひとになることです。
 親鸞聖人が生まれ、示されたお念佛の道は、そうした佛になる道でした。私どもは、このお念佛の道をたゆみなく、歩ませていただきたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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