当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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生かされている今を大切に
癒し

老いのなかで  11月16日

 

今、「老い」の生き方が、問われています。
お釈迦さまは、「老いること」を生・病・死とともに、人生の根本苦である、四苦の一つとしてお説きになっています。
眼は視力もおち、頭は鈍くなり、気力の衰えを感じるようになったとき、なるほどそうだなと、このきびしい現実を認めざるをえません。社会的にもだんだん周囲からうとんじられ、時には、ののしられることも多くなってくるでしょう。
しかし、顔に皺がよっても、心に皺がよらないように。身はこわばっても、心は頑固にならないように。肉体は衰えても、心は明るく、肉体は老いても、心は若くありたいものです。私の人生は、二度とやり直しがききません。
今日は、たった一度かぎりの、「今日」ただ今です。さまざまなご縁によって、生かされている「今日」です。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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