当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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真実のストーリーお経
学び

お経は「たて糸」  11月18日

 

お経は「佛説」という言葉ではじまっています。『佛説無量寿経』『佛説阿弥陀経』などと申します。佛とは真実に目覚めた方ということで、つまりお釈迦さまのことです。佛であるお釈迦さまが自分と同じように、佛になる道をお説きになっているのがお経ですから、「佛説」という言葉ではじまっているのです。
 お経という言葉は、「たて糸」という意味があります。織物の「たて糸」が横糸を支えて、美しい模様のある布を織り上げていくように、お釈迦さまの説かれた言葉は、美しい真理を表していますから、「経」というのです。また、「経」は「つね」とも読みます。すべての人の心の拠りどころとなる、永遠に変わらない真実が説かれているから「経」というのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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