当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
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合掌  南无阿弥陀佛

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大悲のご本願を疑いなく真摯に受け止めること

癒し

ひとへに親鸞一人がためなりけり  11月27日

 

「大慈悲心」から、阿弥陀如来さまは、私たちが迷いの現実に気づき、真実の世界にめざめていくことを、願いつづけておられるのです。しかもその心は、たとえば、幾人の子供があったとしても、母親の思いは、子供たちみんなにかけられているように、私たちの一人ひとりに、分け隔てなく向けられているといわれています。
 親鸞聖人は、そのような阿弥陀如来さまの深い親心に、気づかれたのでした。阿弥陀如来さまは、このような愚かな私ひとりを救うために、大悲のご本願をおたてくださったのだと味われ、「ひとへに親鸞一人がためなりけり」(『歎異抄』・『註釈版聖典』835頁)と仰せられたのでした。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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