当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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すべて阿弥陀如来さまにおまかせする
学び

南无阿弥陀佛とは  12月12日

 

 蓮如上人は『御文章』のなかで、信心を得るにはどうしたらよいか、ということについて、次のようにおっしゃっておられます。
 信心を得るということは、阿弥陀如来さまがお誓いあそばされた。 第18願のおこころを聞きうけさせていただくことですが、その第18願のおこころは、南无阿弥陀佛という6字のみ名のうえにあらわされているから、南无阿弥陀佛のいわれを心得たらよろしい。と言って、くわしく説明されています。
 南无阿弥陀佛とは、インドの言葉の音を写したものですが、南无とは帰命と翻訳されているように、如来さまの勅命(仰せ)に帰順する(したがう)ということで、仰せにしたがい、おまかせするという信心をあらわしています。そのように、仰せにしたがい、まかせることを「たのむ」ともいいますから、南无とは阿弥陀如来さまを「たのむ」ことでもあるといわれています。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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