当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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来年こそは、ぜひ近いうちに法名を

いただきましょう

学び

おかみそりとは  12月31日

 


浄土宗本願寺派では、僧侶なら得度式で、また門信徒は帰敬式、いわゆる「おかみそり」を受けることによって、佛弟子となったしるしとして、ご門主からいただきます。この法名は通常、2文字の漢字であらわされ、その上にかならず「釈」の字がつきます。これは、お釈迦さまの一族にならせていただいたという意味です。
生前、おかみそりを受ける機会がないまま亡くなった人には、葬儀をとり行う住職が、ご門主に代わって「おかみそり」を行い、法名をつけることになりますが、本来の意味から考えても、やはり今、生きている間に、おかみそりをうけ、法名をいただいておきたいものです。
なお、院号というのは、法名の上につけられる一種の称号で、もともとは寺院の名前が、そこに住む僧侶の、呼び名となっていたものです。現在では、宗門の護持発展につくした方に、生前・死後を問わず、本願寺から贈られています。

今日はおおみそか、この年・今日・この今生き生かされている私の命に感謝いたしましょう。そして今一度南无阿弥陀佛とお念佛をお称えしましょう。
世の中安穏なれ。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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