当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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尊い命のひきかえに

別れを真摯に受け止める

癒し

悲しみの中で  1月6日

 

 本願寺8代目の宗主・蓮如上人は、人の「いのち」の無常の相(すがた)を繰り返し、『御文章』でお教えくださっています。

  悲しいことではありますが、人間の一生はまるで稲妻か、朝の露のように、はかない「いのち」であり(『御文章』1帖第11通取意・『註釈版聖典』1100頁)「老いたるものも、若きものも、年齢にかかわらず、無常の風が吹けば、ほろびていかねばならない老少不定の身である」と、お教えくださっています。(『御文章』白骨章取意・『註釈版聖典』1203頁)

 このようにお教えいただいていても、別れの事実の前には、ただ気持ちも動転し、言葉も失ってしまいます。厳しいことですが、私どもはこの別れの事実を、どうしても受け入れていかねばならないのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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