当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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佛となって共に遇える世界

それがお浄土

学び

幼い子供との別れ  1月11日

 

 ご両親さまをはじめ、ご親族の皆様方のおこころをお察しするとき、何と申しあげてよいか、言葉を失ってしまいます。
 どうしてこんなに早く、どうしてこんなに幼くして、私たちを残して先立ってしまったのか、なぜ、なぜうちの子供だけがと、深い深い悲しみの中に、生きる望みさえ見うしなってしまわれる程でありましょう。
 しかし、本当につらいことですが、この別れの事実を、私たちはどうしても、受け入れていかねばなりません。親子としての出会いはわずかの年月であったけれど、たくさんの思い出を残してくれてありがとう、その短い「いのち」を燃やしつくして輝いた、かけがいのない「いのち」のすばらしさと尊さを、教えてくれてありがとうと、お子さまにお礼を申すようになりたいものです。
 阿弥陀如来さまは、お子さまのために、深いあわれみをおかけくださっています。お子さまをみ光のうちにおさめとり、いだきとってお浄土へ連れていってくださいます。そして、お浄土において、きっとかならず共に遇うことができるといわれています。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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