当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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ひとつの節目として必ず年忌を勤

めることが大事

学び

年忌法要  1月16日

 

 核家族化が進み、ひとり暮らしが増えつつある今日この頃です。私たちが多くの「いのち」のつながりの中で生きていることを実感する場が少なくなりました。そのことからいっても、亡き人をご縁に、親類縁者が集まって営む年忌法要のもつ意義は、大きいといえます。
 その一つは、亡き人を偲ぶ中から連綿と受け継がれている、深い「いのち」の流れに触れること、すなわち「いのち」の縦のつながりが実感できることです。
 二つめに、縁ある者が集うことによって、その大いなる「いのち」に包まれて、共に生きていること、すなわち、「いのち」の横のつながりが味わえることでしょう。
 年忌のおつとめは、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌、以後五十年ごとに行うのが一般的ですが、二十三回忌と二十七回忌など、「三」「七」のつく年忌をつとめる場合もあります。一周忌を除いて、かぞえ年で計算し、たとえば十三回忌は丸十二年後になります。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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