当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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お念珠を常に身につけましょう
学び

お念珠の意味  1月30日

 

 念珠は数珠ともいいますが、これは《数える珠》という意味で、繰り返しとなえる呪文や、念佛などの回数を珠で数えたところからきています。

 しかし、浄土真宗では、呪文を唱えたりしませんし、念佛も回数によって功徳の大小が決まるのではなく、「お助けくださってありがとうございます」と、ご恩を喜んで称えているのですから、珠を数える必要はありません。そこで、数珠というよりも、お念佛を称えるときに用いる、法具という意味あいから、念珠といいます。

 よく尋ねられるのは、「珠の数はいくつか?」ということです。基本となるのが、「百八」とされ、その半分の五十四や、そのまた半分の二十七などがあるといわれていますが、実際は必ずしも一定ではないようです。珠を数えない浄土真宗ではなおさら気にすることはないでしょう。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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