当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
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合掌  南无阿弥陀佛

 
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正信偈のおこころを聞いていきま

しょう

学び

知恩報徳の讃歌  2月9日

 

 しかれば大聖(釈尊)の真言に帰し、大祖の解釈に閲して、佛恩の深遠なるを信知して、「正信念佛偈」を作りていはく、

 正信偈は、親鸞聖人がお書きになった、『顕浄土真実教行証文類』の中の「行文類」の最後のところに記された偈文です。親鸞聖人は、この偈文の冒頭の「帰命無量寿如来」というお言葉の前に、正信偈を製作した意図を述べておられます。正信偈の前に書かれている文章ですから、普通<偈前の文>と言っていますが、その要点は、「他力真宗の正しい教えを示し、佛さまの深いご恩を思って正信偈を作った」という意味のお言葉です。その最後のところには、
  しかれば大聖(釈尊)の真言に帰し、大祖の解釈に閲して、佛恩の深遠なるを信知して、「正信念佛偈」を作りていはく、(『註釈版聖典』202頁)
と言われ、つづいて「帰命無量寿如来」と述べられています。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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