当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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正信偈の一字一字を大切に
学び

正信偈のあらまし  2月13日

 

 正信偈の一つ一つのお言葉の意味をうかがうまえに、正信偈にはどんなことが書いてあるのか、大体のことを学びましょう。「行文類」の最後にある正信偈の末尾に、親鸞聖人は
 六十行すでに畢りぬ。一百二十句なり。(『註釈版聖典』207頁)
と書き記しておられます。そこで蓮如上人は『正信偈大意』に
 そもそもこの「正信偈」といふは、句のかず百二十、行のかず六十なり。これは三朝高祖の解釈によりて、ほぼ一宗大綱の要義をのべましましけり。(『註釈版聖典』1021頁)
と言われたのです。正信偈は百二十句です。親鸞聖人は御自筆の書物では二句を一行にお書きになっていますから、六十行になります。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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