当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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『蓮如上人御一代記聞書』現代語版

26頁を読んでみましょう

学び

正信偈拝読の心得  2月15日

 

 『蓮如上人御一代記聞書』第三十二条に、次のような意味のお言葉があります。
 「朝夕に<正信偈和讃>をおつとめしてお念佛するのは、往生の因になると思うか、それともならないと思うか」と、蓮如上人が僧たち一人一人にお尋ねになりました。
 これに対して「往生の因になると思う」と言う人もあり、また、「往生の因とはならないと思う」と言う人もありましたが、蓮如上人は「どちらの答えもよくない。<正信偈和讃>は、衆生が阿弥陀如来さまを信じておまかせし、この信心を因として、このたび浄土に往生させていただくという道理をお示しくださったものである。だから、そのお示しをしっかりと聞いて信心を得て、ありがたいことだと親鸞聖人の御影像の前で喜ぶのである」と、繰り返し繰り返し仰せになりました。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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