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合掌  南无阿弥陀佛

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学び

中国の名言 9 「万紫千紅総て是れ春」  5月26日

 

「万紫千紅総て是れ春」
 
 春爛漫である。これは南宋の朱子の「春日」弟4句で、
 
 等閑に識り得たり 東風の面
 万紫千紅総て是れ春
とつづく。「等閑」は無意識のうちに、そぞろに。
 
「私はそぞろに春の真面目を理解した。色とりどりに咲き誇る花はすべて春の化身なのだ。」の意である。百花繚乱、華麗な春景色を一気に歌い上げたこの詩には、大哲学者朱子の意外なほど柔軟な感性があらわれている。
のちに「万紫千紅」は多彩なものの共存を指す成語となる。
 
「中国名言集」より。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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