当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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命終わればすぐに往生
学び

中陰とは2  10月10日

 

浄土真宗では、人は亡くなると、ただちに浄土に往生できると説かれています。生きているものが亡き人に功徳をふり向け、あの世の幸福を祈る、という考え方はしません。
したがって浄土真宗における中陰とは、近親者が亡くなった後、亡き人を偲び、人生の意義を考え、阿弥陀如来さまのみ教えに遇い、そのみ教えを聴聞してゆく期間であります。
残されたものが七日ごとに法要することによって、亡き人が成仏するわけではありません。
七日ごとに法要を営むのは愛するものを失った哀しみにまけないために設けられた期間と考えてよいでしょう。すなわちこの私のために中陰があるのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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