慈光山順照寺：住職感話バックナンバー

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世界に一つしかない尊い命

私のいのち　　10月16日

あなたは、急に今の生活や自分の事がいやになり、
世の中が、とてもむなしく思えたりすることがありませんか？
同じ人間なのに、どうして傷つけたり傷つられたりするのでしょうか。
本当は、みんな、もっともっと優しさやぬくもりが欲しいはずなのに、出てくる答えは反対のことばかり・・・・。

野に咲く花は、たがいに争いをしません。
だから、相手を傷つける事もありません。
ただ、お日さまに向かい、その光と温もりをあびながら、
それぞれに世界に一つしかない花を咲かせ、精いっぱい輝いているのです。

あなたも、そんな世界を生きることが出来たら、
どんなに素敵だろうと思いませんか？
いや、そんな世界をみんなで生きてみようと思いませんか？
人間は争う相手ではなく、同じ地球という大地の上に咲いた、
それぞれの尊い花なのですから・・・・。
それぞれの尊いいのちなのですから・・・・。
貴方の尊い命を大切に。

合掌　南无阿弥陀佛

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