当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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みんなちがっていい
学び

ちがいを認め合う  10月17日

 

金子みすずさんの詩に「みんなちがってみんないい」というのがあります。お互いのちがいを認め合う事こそ差別問題の解決への糸口とも考えられます。ちがいを認める事は、許す事にも関係があり、争いに発展する危険性を未然に防ぐ事が大切ですが現実は課題が多くあり、尚一層、深く考えていかなければなりません。
 親鸞聖人は、「歓というは身で喜び、喜というは心によろこばしむ」と言われて、身と心で受け取られています。他に、煩悩についても、「煩というは身をわずらわし、悩というは心を悩ます」と言われています。このことは身つまり身体は、生き方、在り方を問うことであり、心つまり精神的な面は、考え方、物の見方を問う事であります。
 親鸞聖人の生き抜かれた時代と現代は、混迷の時代という共通点を通して私たちは阿弥陀如来さまのみ教えを常に聞いていく事が求められていると言えます。お寺にお参りいたしましょう。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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