当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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先立たれた方々はすべて

私にとっては善知識

学び

悲しみをご縁として  1月12日

 

 悲しみを、この苦しみを乗り越え、さまざまな尊いことに気づかせていただくためには、これをご縁にして、親鸞聖人のみ教えを聞かせていただくことより、他にはありません。

平安時代の歌人、和泉式部は、わが子に先立たれた悲しみを
 夢の世を あだにはかなき身をしれと
 教えてかえる子は知識なり
と歌っています。
 お子さんが短いその生涯をつくして、私どもに告げようとされたことを、阿弥陀如来さまのみ教えをとおして、聴き開かせていただきましょう。それが人生の善き師、すなわち善知識としてのお子さんの語りかけに答える道であり、残された私たちが、命がけでたずねていかねばならないことだと思います。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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