当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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故人の命日に今一度お念佛を

南无阿弥陀佛

学び

生かされているこの私のいのち  1月15日

 

 考えてみますと、私たちは日々、「いのち」の大切さをかみしめ、生きていることのよろこびを感じながら生活しているのでしょうか。ついつい「生きているのがあたりまえ」、「いのちのあるのは当然」と思い込んでいるのではないでしょうか。
 そんな私たちに「いつまでもあるいのちではないぞ」、「はかり知れない多くのいのちに支えられて、今生きているんだよ」、「阿弥陀如来さまの御いのちを思え」と、私に「いのち」の有り難さ、ほんとうの姿を気づかせるために、亡き人が設けてくださったご縁が「いのちの日」、すなわち「命日」なのだと思います。
 大切な肉親の方の死を、ただ悲しむばかりでなく、毎月の命日を通して、阿弥陀如来さまに「いのち」の本来のありようを聞いて、味わいたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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