当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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今はおかけ軸は絵像のほうが多い
学び

名号と絵像  1月29日

 

 「南无不可思議光如来」の「不可思議光」は、私たちの思慮分別を超えた、阿弥陀如来さまのさとりの徳をあらわす名号です。そこで、親鸞聖人は、不可思議光とは「こころもおよばず、ことばもたえたり」と仰せられています。
こうして十字名号は、阿弥陀如来さまの自在無碍のお救いのはたらきをあらわし、九字名号は、如来さまの絶対無限のさとりの徳をあらわしていますので、ご本尊の左右に安置して、そのお徳を味わわせていただくのです。
 一方、親鸞聖人と蓮如上人の御影は、私たちに阿弥陀如来さまの救いをお説きくださった、そのご恩に感謝し、お徳をたたえる意味からおかけします。両御影とも、ご本尊にお顔を向けられているのは、阿弥陀如来さまに救われたご恩を喜び、鑚仰されているお姿であると同時に、私たちに、この阿弥陀如来さまを信じ、お念佛申して救われてくれよとの、お心をお示しくださっているのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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