当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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お経のストーリーは真実
学び

法蔵菩薩  3月1日

 

 法蔵菩薩の因位のとき、世自在王佛の所にましまして、諸仏の浄土の因、国土人天の善悪を覩見して、無上殊勝の願を建立し、希有の大弘誓を超発せり。五劫これを思惟して摂受す。重ねて誓ふらくは、名声十方に聞こえんと。

 親鸞聖人は、正信偈のはじめに、「帰命無量寿如来 南無不可思議光」と、阿弥陀如来さまに救われたご自分の喜びをお述べになりました。
正信偈では、つづいて『佛説無量寿経』によって、聖人が帰依された阿弥陀如来さまとはどんな佛さまなのかを、お示しくださいましたから、これを「依経段」といっています。経典によると、阿弥陀如来さまは、佛となられる以前は、法蔵菩薩という一求道者でした。
 法蔵菩薩は、すべての人びとを救う佛になりたいと願われて、世自在佛という佛さまに、どのようにすれば師のような立派な佛になることができるのかとおたずねになりました。世自在王佛は、法蔵菩薩のなみなみならぬ決心を見通され、多くの佛の国々を悉くお見せになり、また、それらの国々に生まれる方法も教えられました。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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