当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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法蔵菩薩について話しあいましょう。
学び

法蔵菩薩に学ぶ2  3月4日

 

 法蔵菩薩は願いをたてるについて、長い間思惟されたということです。正信偈には五劫と述べられていますが、劫というのは、インドの長い時間の単位です。それほど長い時間をかけて考えに考えぬいてたてられた願が四十八願です。善根一つも積むことができない、罪の深い、煩悩にみちみちたこの私を救おうと誓われた法蔵菩薩です。
 ここには、この私を救うために、法蔵菩薩がどれほどご苦労なさったかがあらわされています。迷いの境涯から出ることの出来ない人びとを救おうという誓願ですから、五劫の思惟とか、無上殊勝の願とか、希有の大弘誓と言われるのです。法蔵菩薩の話をとおして、私の迷いがどれほど深いか、またその 私を救うための佛さまのご苦労を考えてみましょう。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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