当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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阿弥陀如来さまの光はやさしく
あたたかい
学び

み光をうけて   3月19日

 

 阿弥陀如来さまが生きとし生けるものを照らしつづけてくださる光明の働き、それはどんな働きでしょうか。
 たとえば、私たちが経験する太陽の光を考えてみましょう。朝日が昇ると、いままで真っ暗だった夜が明けて、次第に明るくなってきます。そして、冷え冷えとしていた気温もだんだん暖かくなってきます。じっと冷気に耐えていた道端の草や木も、朝日の光を浴びて生き生きとしてきます。天に向かって力いっぱい背のびをしているように見えます。葉っぱから朝日の光をいっぱい吸い込んで、それを枝から幹へ、幹から根へとおくりこんでいます。どんよりと曇っている日だったら、どうでしょうか。気温は上がらず、日の光も輝きがなく、草や木も元気がないように思えます。
 太陽の光をあびて、植物も動物も人間も、生きとし生けるものすべてはすくすくと成長してゆくのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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