当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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根本的な願いは第十八願
学び

信ずるひとつ  3月29日

 

 南无阿弥陀佛の名号によって、私たちはお浄土に生まれていく、そのことは一体どこに説かれているのでしょうか。『大無量寿経』によれば、阿弥陀如来さまは、法蔵菩薩のときに、人びとをお浄土に生まれさせようとして、四十八の願いをたてられました。
 その中の第十八番目の願いを、第十八願といいます。第十八願とは、いったいどんな願いでしょうか。
 親鸞聖人は第十八願を「至心信楽の願」と言われました。至心とは、「心から」という強い心もちをいいます。「信楽」とは、「南无阿弥陀佛の名号のいわれをよく聞かしていただいて疑いがすっかりはれたこと」をいいます。言いかえれば、阿弥陀如来さまのお救いを素直に受け入れて、「私をたよりにせよ」と言われたお言葉にすっかりおまかせした心のことです。阿弥陀如来さまの救いに一任して、私心を一切まじえないことです。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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