当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
イメージ
泥沼に咲く蓮華の花を今一度想像してみてください
学び

諸佛に讃えられて 3  8月18日

 

 信心に生きる人は、「広大勝解の人」と諸佛から称讃されます。さらに諸佛はこの人を「分陀利華」とたたえられるのです。分陀利華とは白蓮華のことです。「佛説観無量寿経」には、この華を念佛者にたとえて、
 もし念佛するものがいるなら、まことにその人は白く清らかな蓮の花とたたえられる尊い人であると知るがよい。
(『浄土三部経』現代語版213ページ)
といわれています。
 蓮華は泥沼の中から生えてきます。そして美しい花を咲かせます。その花は雪のように純白で人目を奪うほど美しいのです。すばらしいよい香りを放って人々の心を引きつけます念佛者も、まさに白蓮華と同じです。時代も社会も、そしてそこに住む人たちの心は濁っていても、その中でうるわしい姿を現します。
 煩悩の泥沼の中にあって、佛のさとりを開くべき身となります。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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