慈光山順照寺：住職感話バックナンバー

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親鸞聖人　教行信証より

まことのことば　３４　　10月5日

金剛の信心を得た人は、本願力によって、まよいの世界をただちに超え、この世の生活のうえにかならず十種の利益を得るのである。その現生十種の利益とは、
一つには、目にみえぬ方々から護られる。
二つには、この上もなく尊い功徳が身に備わる。
三つには、罪悪を転じて念仏の善と一味になる。
四つには、諸仏に護られる。
五つには、諸仏にほめたたえられる。
六つには、阿弥陀如来の光明に包まれて、つねに護られる。
七つには、心が真のよろこびに満たされる。
八つには、如来の恩を知らされ報謝の生活をする。
九つには、如来の大悲を人に伝えることができる。
十には、やがて仏になると定まった正定聚の位に入る。

合掌　南无阿弥陀佛

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