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合掌  南无阿弥陀佛

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学び

接待〔せったい〕―くらしの佛教語  1月22日

 

「お客様を接待します」とか「接待係」「接待所」など、接待とはお客を厚くもてなすことを意味する日常語として一般によく知られています。
仏教では、接待とか摂待と書いて「ショウタイ」とか「セッタイ」と読み、一種の施しを意味する仏教語です。
 
本来は布施の一方法で、各地を行脚する修行僧に門前で湯茶を供養することをいいました。
この風習が一般化し、道のそばや、家の前に、清水や湯茶を出して置き、そこを通行する旅人に飲んでもらうことを摂待とか門茶と呼びました。
 
現在でも、四国の遍路街道ではさかんで、甘茶やぼた餅のような食事まで準備しているそうです。
接待茶とか、ふるまい酒というのも、そこから出た言葉です。
だから接待とは、飲食物を施してもてなすことなのです。
 
(『くらしの仏教語豆辞典』本願寺出版社より)
合掌 南无阿弥陀佛
 
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