当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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信心は阿弥陀如来さまから与えられる
学び

阿弥陀如来さまとは  12月13日

 

 阿弥陀如来さまとは、また無量光佛とも無量寿佛ともいわれますように、はかり知れない智慧の光と、限りない「いのち」をもって、すべてのものを救いたもう如来さまという意味の言葉です。蓮如上人は、それを要約して「おさめ、たすけ、すくう」というおこころをあらわすみ名であるといわれました。要するに「阿弥陀佛」とは、阿弥陀如来さまに依りかかり、たのみ、まかせるものを、この世においては護り続け、命が終われば、必ずお浄土へ救いとってくださるという「摂取不捨」のことわりをあらわしています。
 こうして、南无阿弥陀佛とは、阿弥陀如来さまという言葉の方からいえば、「われをたのめ、必ず救う」という本願の仰せであり、南无という言葉からいえば、それを疑いをまじえずに聞き入れている私どもの「必ずお救いにあずかると阿弥陀佛をたのむ」信心をあらわしています。このように「たのめ、たすける」という南无阿弥陀佛をきけば、「おたすけをたのむ」信心となってくださることを、「信心を如来より与へたまふ」と仰せられたのです。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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