当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
イメージ

老いて歳を重ねるということは

お育てを受けている証

学び

長寿の祝い  12月24日

 

「礼賛文」に「人身受けがたし、今すでに受く、佛法聞きがたし、今すでに聞く」というお言葉があります。
 こうして阿弥陀如来さまの御前においてお勤めし、長寿のお祝いをさせていただくことは、本当におめでたいことです。しかし、誰でも長寿を保つことができるわけではありません。こうして長寿を授かるということは、本当にありがたく、尊いことなのです。
 もっとも、歳を重ねるということは、それだけ多くの悲しみや苦しみを体験することですから、今日に至るまでには、いろいろなご苦労があったことでしょう。しかし、それも思いかえせば、一つひとつがお念佛のみ教えに、お育てを受けるご縁であったのだと、受け止めていただいたときに、はじめて尊い意味を味わうことができるのでしょう。
合掌 南无阿弥陀佛
 

このページのトップへ

お問い合わせ・ご相談フォームへ