当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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今一度三帰依文を声に出して

お唱えしましょう

学び

佛の子として  12月28日

 


 帰敬式のことを、「おかみそり」といいます。
「おかみそり」は髪をそる、剃髪をあらわします。つまり、いたずらに我欲に引きずられて、外観ばかりを飾る虚飾を捨て、真の道に入ったことをあらわす意味があります。
 佛教では、古くから入門の儀礼として、「三帰依三唱」ということが言われてきました。三帰依を三度唱えたからです。三帰依とは、三宝に帰依することです。三宝とは、私どもの心の依りどころとなってくださる大切な宝物のことです。佛(佛陀)と法(教法)と僧(僧伽)、この3つを三宝といいます。この三宝を心の依りどころとして生きていきます。と誓うことを「三帰依」といいます。
 南無帰依佛(真実にめざめたかた《佛》をこころの依りどころとして生きていきます)。
 南無帰依法(佛のお説きくださったまことの教法《法》をこころの依りどころとして生きていきます)。
 南無帰依僧(佛の教えを依りどころとして生きていく人びとの、和やかなつどい《僧》をこころの拠りどころとして生きていきます)。
 この3つです。こうして三宝に帰依する人を、佛弟子と呼びます。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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