当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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お元気なこの時に法名を

いただきましょう

学び

僧に非ず、俗に非ず  12月29日

 


 佛弟子といっても、私どもは、これまでの日常の生活を捨てることはできません。家庭を営み、それぞれの仕事をしながら、お念佛の道を歩ませていただくのです。親鸞聖人もまた、「僧に非ず、俗に非ず」といって、家庭を持ちながら、佛弟子として、念佛者の道を歩まれました。
私たちはそれぞれの仕事に全力を尽くし、和やかな家庭生活を営むなかで、お念佛を申し(念佛)、み教えを聞きひらき(念法)、そしてたがいに同朋、兄弟としてむつみあう(念僧)のです。そこに自らまことの佛弟子としての生き方が開けていきます。それゆえ、佛弟子としての法名をいただいているのです。
 親鸞聖人もまた、釈親鸞と名のっておられます。これまでの俗名のほかに、「法名 釈○○」をいただくことは、お釈迦さまの家系に入らせていただいた印です。
法名を大事にして、生涯、まことの佛弟子としての自覚をもった歩みを、かさねさせていただきましょう。
合掌 南无阿弥陀佛
 
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