平成13年、阪神・淡路大震災7回忌法要を機に、この文集は生まれました。
私たちの記録と体験談を語りつぎ、追悼と復興への意欲の一助となれば幸いです。
こちらで内容をお読みただけると共に、順照寺にて冊子を無料配付しております。
※この文集は、ご要望のあった近隣の大学・図書館等に寄贈させて頂いております。
発刊にあたり |
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毎年1月、新聞には、阪神・淡路大震災に関連した記事が連日のよう
に掲載されるが、震災から6年の年月が経つにつれ、人々の記憶もう
すれ、 全国新聞紙の東京本社、大阪本社発行の紙面を比較してみる
と、 震災関連の記事が「関西ローカル」の扱いとなっているのが気に
なる。
神戸新聞の社説には「7年目の格差-癒えない傷への視線を忘れな
い」とあり、私選遺族・被災者としては共感できる言葉である。
本年1月、弘子と等さんの7回忌の法要があり、 これを機会に関係
者がそれぞれ被災の記録と体験談を1冊の文集にしてはどうかと、提
案があり、直ちに文案の作製にかかった。
なにしろ、全員素人なので気のきいた文集は出来ないが、私選の慰
霊と復興への意欲が、この文集にあらわれていれぱ幸せである。
平成13年6月
編集責任者 善本秀知
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目 次 |
鎮魂(浄土真宗では使わない言葉ですが世間一般に倣いあえて用いました) |